“シアトル水族館”後編です。

サンゴ礁水槽、熱帯の海水槽を見終えた後は

一度外の空気を吸って、別館に移動。

こちらの建物には、鳥がたくさん展示されています。

もちろん、海岸にいる鳥達です。

日本の水族館だと、エトピリカがよく展示されていますよね。

“シアトル水族館”では、エトピリカだけでなく

ウミガラスやミヤコドリ、アメリカダイシャクシギ等の

珍しい鳥たちが展示されていました。

ペンギン!?

によく似た、この鳥はウミガラス。

一瞬ペンギンかと思いました。(ペンギンも鳥類ですしね…)

そして、サーモンもひっそりと展示されておりました。

シアトルといえばサーモンですが、この展示はあまり目立っていませんでした。

(そのせいかなのかどうかはわかりませんが、足を止める人も少なく…。)

サーモンの存在はこれで良いのだろうか…と思った矢先に

ありました。

サーモンについて、きっちり展示されていて

シアトルを感じた瞬間でした。

そういえば、帰りの空港で、サーモンとクリームチーズの巻物を食べたのですが

あれはシアトルロールという、れっきとした食べ物だったようです。

そんなサーモンエリアの後には

シアトルに繋がるピューゼット湾に生息する魚達が

たくさん展示されておりました。

さらに先に進むと、360度見渡せる海底ドームで

ピューゼット湾の海中を堪能することが出来ます。

1日1回、餌付けも行われているようで、運が良いとサメにも遭遇できるそうです。

(残念ながら、見れませんでしたが)

写真にはうまく収められなかったのですが

超巨大なカレイが泳いでいたので

同行スタッフに興奮気味に知らせたところ

またしてもうすーい反応が返ってきてしまいました。

世知辛い世の中ですね。

(ちなみに、ヒラメとカレイのもっとも簡単な見分け方は目の向きです。

左ヒラメの右カレイ、と覚えておきましょう。)

また、このピューゼット湾にはシャチが数十頭生息しているそうで

シャチを研究、保護する活動が行われています。

“シアトル水族館”では、そんなシャチの生態について

学習コーナーが設けられており

シャチの生態について、知識を深める事が出来ます。

シャチの骨格標本の隣に、人間の骨格標本が

ひっそりと飾られているのが

ユニークでした。

さて、シャチについて詳しくなった後は、建物の外へ。

日本沿岸にも定住している(アザラシとしては唯一)ゼニガタアザラシが

悠々と泳いでいました。

(ここの水槽が日本製ですよ!)

そして、“シアトル水族館”の顔にもなっている、ラッコ。

日本でもその昔、ラッコブームが到来していましたね。

その頃の日本では、全国の水族館で100頭以上のラッコが

飼育されていたそうです。

ですが、繁殖の難しさと、輸入の厳しさが重なって

今や日本の水族館では

ほとんど見ることが出来なくなってしまいました。

飼育していても、1頭だけだったり、高齢だったり。

現在、日本で飼育しているラッコは、十数頭のみだそうです。

そんな中で、“シアトル水族館”では5頭ものラッコを

飼育しているとの事。

さらに、その中の1匹は喘息が発覚したそうで

(アザラシの喘息を診断するのは世界初という噂)

呼吸器を使えるように訓練しているとの事でした。

ぜひとも長生きしてほしいですね。

そして、日本ではあまり見かける事がない

キタオットセイの姿もありました。

最後は、北アメリカに生息する

カナダカワウソを見て、“シアトル水族館”の終了です。

いかがでしょうか。

“シアトル水族館”の素晴らしさ

日本のアクリル技術の素晴らしさ

分かって頂けたでしょうか。

全体の感想としては

日本の水族館のような派手さはなく

生き物が暮らす環境を広く展示してあり

生態だけではなく、環境問題へも関心が広げられるような

学習的要素の強い造りとなっておりました。

シアトルに行かれた際には、ぜひお立ち寄りください。

おしまい。

 

シアトル水族館