6月以来の訪問日誌です。カメレオンです。
今回はサイボウズ株式会社さまにお邪魔してきました!
ということで、本日はインタビュー編です。
お話しいただくのはオフィスツアー編に引き続き、伊佐さまと後迫さまです!
-- 会社の紹介をサルでもわかるようにお願いします。
「1997年の創業からグループウェアを作ってます。
サイボウズといえばチームワークなんですけど、
チームワーク向上のお手伝いをしています。
その代表がグループウェアだったりkintoneですね。」 (伊佐さま)
-- お二人はどんな仕事をなさってるのですか?
「アイドルとマネージャーです。
僕は演出に徹して、いかにアイドルに気持ちよく活躍してもらうか、という(笑)」
(伊佐さま)
「まぁ、というのは冗談で(笑) サイボウズはマトリクス型の組織なんです。
職能で縦軸と事業で横軸。
縦軸のリーダーは部長で、職能を伸ばすために働きかける役割をしてます。
自分は横軸のリーダーとして kintoneプロダクトマネージャーをしているのですが、
いかに早く kintone を普及できるか、を目標に仕事をしています。」 (伊佐さま)
-- 後迫さまはサイボウズのアイドルということですが、実際にはどのようなお仕事を?
「実際には developer network という技術コミュニティの運営責任者として働いています。
システム開発をもっと身近なものにしたいんです。
それから、世の中がもっと IT に期待をするような世界にしたいんです。
それには技術者コミュニティがとても重要だと思っています。」 (後迫さま)
-- 技術者の方ってコミュニケ―ションが苦手っていう(勝手な)イメージがあるんですけど…
後迫さんのアイドル的素質は生まれ持ったものなんですか?
「育てられたんでしょうねぇ…
僕のいるシステム・コンサルティング本部っていうのは、
お客さまの前で話すことが好きな人が集まったんですよ (笑)」 (後迫さま)
「実際は営業と開発の架け橋ですよ。
コーディングもできてそれをお客さまに伝えるのも上手な人が集まってます。」
(伊佐さま)
-- 二刀流じゃないですか。
「でも最初は理解されなかったですよー。地方行ってお酒飲んでるだけじゃん、って (笑)
Facebookとかにあがる写真もどう見ても出張じゃないだろ!っていうものばかりで (笑)」 (伊佐さま、後迫さま)
-- なるほど。お酒飲んでるだけじゃん!て言われる…わかります…
「後迫がコミュニティに参加するのはとても大事なんです。
なので、コミュニティ活動は大事な活動だよと、
コミュニティが活性化することで普及スピードがあがるよと、
社内にも積極的に共有するように心がけています。」 (伊佐さま)
-- 後迫さまが外向けで伊佐さまが中向けということでバランスが取れてるということですね!社内の人間関係は良好ですか?
「そうですね。良好です。」
-- 殴りたい上司などもいない、と?
「いない…ですねー。もともと上司が口出しをしないんですよね。
誰それの成長のために、ということでアドバイスはありますけど
やることに対して横やりはさされないですね。
ただ責任もってやる、というだけです。」 (後迫さま)
-- ふむ、この場で吐き出したい思いもないと…?
「最近後迫さんが休日も仕事ばっかりで心配ではあります(笑)」 (伊佐さま)
「そうですねー。秋ですからね。秋といえばイベントなんですよ。
ハッカソンとか土日開催なので。家族大丈夫?ってよく言われます(笑)」 (後迫さま)
-- お子さんもお父さんもさみしいんじゃないですか?
「コンビニ行くときもどこ行くときも『パパ出張?』って聞かれるようになりました(笑)
でも今は Face Time とかもありますからね。便利です。あとは妻のケアですね(笑)」 (後迫さま)
-- あの…ちなみに…どうしたら結婚できますか…?
「決めるだけじゃないですかね。結婚するかしないか。」
(伊佐さま)
-- なるほど…深い。決断力が欠けていたのか…
でも、そもそも相手がいないんですが、出会いがないんですが、これは
「恋人いないランキングで出会いがないが1位らしいですからねー。」 (後迫さま)
「でも IT の勉強会だって懇親会だって出会いなんじゃないですか?
意識してるかしてないかじゃないですか?」 (伊佐さま)
-- 伊佐さまのお言葉は胸に突き刺さります…その通りです…
-- 謎の恋愛相談はこの辺にして…話を戻しましょう。 kintone で何が変わりましたか?
「今変わり始めてるところですね。
まず、システム開発のハードルが下がって開発者が増えましたね。
お客さまの 8割が業務部門(情シス部門ではない)の方なんですよ。」 (伊佐さま)
-- たしかにkintoneはプログラムできなくても簡単に操作できますもんね。
「問題を抱えてる人が自分で作れたら、関与しながら作れたら一番いいじゃないですか。
kintone は関与しやすいシステムなんですよ。開発してるっていう意識はないのですけどね。
先日行われた kintoneアワード の受賞者の方も開発というか
チームビルディングしてるようなかんじでしたよ。」 (伊佐さま)
ここで伊佐さまは時間の関係で退席…お忙しい中、長時間ありがとうございました!
ここからはサイボウズアイドルの後迫さま単独インタビューです。
-- 今後の展望は…?
「kintone に関していえば、より多くの人にファンになっていただくことですね。
kintone って目の前で利用者と会話しながら作れるんですよ。
ここをもっとこうしたい、ていうのを打ち合わせの2時間とかでつめていけたら、
お客さんも開発者もハッピーじゃないですか。
で、作ってるところも見せられるから、
お客さんが帰って自分でやってみようというのも実際にできますし。
裏側がこうなってるからやってみよう、てなりますよね。
そうするとレベルの高いものができあがるんです。」
-- たしかに何をやってるかわからないより、お客さまも安心して任せられますよね。
「プログラムできる人はどうなってくかというところで話すと、
developer network という技術者のコミュニティを作りました。
webで質問したり回答したりできるオープンな場です。
現在 3000名くらいの会員さまがいるんですけど、
これをもっと活発にしていきたいなと思ってます。」
-- 活発に、て難しいですよね…基準が…
「そうなんですよ。PV は上がってきてるけど、
ただドキュメントとして見てるだけじゃまだまだかな、と思っていて。
活発にフィードバックしながら、もらいながら一緒に成長していけたらいいな。」
- そういえば後迫さまってご出身はどちらなんですか?珍しい苗字ですよね?
「鹿児島です。迫って丘という意味らしいですよ。サッカーの大迫選手も迫ですねー。」
-- 確かに!珍しい苗字だと、普通の苗字に憧れたりしませんでした?私憧れました。
「憧れましたねーないものねだりなんだろうけど。
普通でちょっとかっこいいみたいのに憧れました。(笑)」
-- わかりますわかります。一発で読んでもらえる苗字がいいなって思ったりします。
-- また脱線してしまいましたね。さて、そろそろ最後にいたしましょう。会社のアピールを簡単にお願いします。
「会社のアピールですか…むずかしいですね。」
-- 3文字くらいでもかまいません。あ、そういえばランチてどうしてるんですか?日本橋のおしゃれランチですか?
「日本橋のランチは高めなので…
さっきの CYBOZU BAR でお弁当買ったり、ちょっと裏のお店に入ってみたり、しています。」
-- なるほど!ちなみに、渋谷のおいしいお店とかは…ご存じないですか…?
「渋谷だったらセンター街の手前のラーメン屋さんはよく行きますよ!」
-- おお!いいランチ情報をゲットした!というところで…会社のアピールをお願いします。
「自立を大事にする会社、ですかね。
自由に働けるけど、自分の仕事に責任持てよ!そんな会社です。」
-- 本当に長い時間お付き合いいただきありがとうございました!
* サイボウズ株式会社 http://cybozu.co.jp/
訪問日誌はこれからも続くことでしょう…
次はあなたの会社に…ふふふ…
(来てもいいよ!って会社さまはぜひご一報を…)
以上。