こんばんは。勇者カメレオンです。
引き続き岩本さんに愛を語っていただきましょう。
— さっそくですが、奥様のどこが好きですか?
『最近好きなのは、お尻ですね。』
— あ…お尻…
『最近、ていうかずっと好きなんですけど。』
― なるほど。それは形が岩本さん好みなのでしょうか?
『形もですが、やわらかさもですね。
結婚した時にとある有名な web アナリストの方に、
夫婦は常に男女の関係でいることが大事だと、
そのためにはお尻を触り続けろと言われたことがあります。』
― ふむ。
『それをずーっと実行しているというわけですよ。
通りすがりとか、キッチンで妻がなにかしてるときとか、
とにかく僕が妻の後ろを通るときはお尻を触りながら通ります。』
― 奥様の反応というのは…?
『もう特に反応もないですね。』
― それが日常になっているのですね。
『そうですね。お尻に限らず、スキンシップは大事にしています。
手を繋いでるときってケンカしないじゃないですか。
逆にスキンシップが少ないときはケンカしちゃうこともあるんですよ。』
― たしかに、そうかもしれませんね。
『なので、お尻は触っておいた方がいいと思うんですよね!』
― 夫婦円満の秘訣ですね!
― まさか奥様のお尻事情(?)を聞けると思っていなかったので、さすがのわたしも驚いています。
『これもブログにするんですか?』
― 当たり前じゃないですか!
― でも、お父さんが日常的にお尻を触ってると、息子さんに影響があるんじゃ…
保育園の女の子のお尻を触ってないといいんですけど…
『そこ、けっこう注意してて…』
― ま、まさか!!!
『妻にカンチョーしてると思ってたみたいで、
一時期息子が妻とか娘にカンチョーしちゃってたんですよ。
それは違うぞ!と。やめろ!と…』
― それはお尻を触るよりアウトですね。
『女の子にカンチョーは絶対に!!ダメだから!!!っと何度も注意し続けて、
最近ようやくしなくなりました…』
― 慎重派の息子さま、まさかの大胆エピソードでした。
― 娘さんもいらっしゃるんですね?かわいいですか?
『かわいいですね~。もう、なんでも許しちゃいます。』
― 溺愛じゃないですか!
― でも…いつかお嫁に行ってしまうんですよ…?
『いやいやいやいや!まだ考えないです!』
― 「パパ、彼氏~」なんて変な男連れてきちゃうかもしれないですよ…?
『いや~たまに考えるんですけど、男を見る目をどうやって養うかですよね~。
いやぁ…今考えなくちゃいけません??まだ考えなくていいですよね!?』
― そうですね。やめましょう。失礼致しました。
『あぁ…やだなぁ…』
― ああ…考えちゃってる…w
― 奥様とデートなんかもしちゃうんですか?
『なかなかふたりで出かけるっていうのは難しいですけどね。
この間は一緒に友達の結婚式とか行って帰りにちょっと飲みに行きました。』
― ラブラブじゃないですか!
『いやもう僕らはラブラブですよ!
もうすぐ妻の誕生日もあるので、どこ行こうかな~と考えてます。』
― サプライズとかしちゃう系ですか?
『いや、僕あれなんで。なんでもない日に花とか買って帰るタイプなんで。』
― え?ちょっと。何言っちゃってるんですか?すいません。笑いをこらえるのが辛いです。
― ふと、買って帰るんですか?
『そうですね。ふと、ですね。たまに怪しまれますけどね~。
なんで?何かあるんじゃないの?って。』
― そうですよね。明らかに怪しいですよね?ここだけの話、何かあるわけでは…?
『ないっす。』
― ちっ…
『息子と二人で出かけると “ママにお花買って帰りたい” って言うんですよ。』
― え、なにそれ超かわいい。
『僕のときと反応がまるで違いますね。』
― いや~お父さんのいい影響でてるわ~お父さんさすがだわ~
『そうでしょ~?ビビりないい子に育ってくれてるんですよ~』
― 慎重派のね?大事ですよね?
― いやー、こんなに愛に溢れる訪問日誌は初ですよ。
『まだまだいくらでも出てきますよ!』
ー え、まだ出てくるの…
― 羨ましい気持ちと微笑ましい気持ちと妬ましい気持ちで、
胃もたれしてきたのでそろそろお仕事の話に戻ってもいいですか。
― 岩本さんのお仕事においての目標や展望を教えてください。
『仕事というか、人生として家族と仕事のバランスを
どれだけとっていけるかっていうのは大事にして行きたいとは思ってます。
5年後、10年後に自分がどういったキャリアを持っていれば
家族との時間を持つことができるかというのはよく考えています。
なかなか難しいんですけどね。』
― 会社をこうしていこう!とか、考えてらっしゃるんですか?
『会社はもっと人を増やすつもりでいます。
人が増えればもっともっと良いサービスを提供できので。
そして、人が増えるほど働いてる人は楽しいと思うんですよね。
競い合ったり、協力し合ったりすることでそれぞれの成長にもつながりますし。
まずはみんなが楽しく、かつ成長できる会社にしていきたいです。
もちろんそのためにはしっかり売り上げをつくるというのはミッションとしてありますね。』
― わ!すごい真面目な話になった!
『お金を稼がないと、誰も幸せになれないですからね~』
― まちがいないですね。ご自身のキャリアについても考えてらっしゃるんですか?
『そこまで細かくは考えてないですけど、マネジメント側、現場側それぞれにおいて、
こういった経験・スキルを持っていれば、
その先の3年は、5年は活躍していけるなとかそういうのは考えてます。』
― 具体的にお伺いしても?
『現場(案件)側における経験・スキルとしては
日々 A/B テストの運用を行っていく中ではあるけど、
A/B テストのみについて掘り下げたモノではなく、
A/B テスト設計、検証をするときのマーケティングシナリオに対してのアプローチを
どのようにしていくべきか?といったフレームワークスキルを磨いていくことを意識しています。
幸いにも A/B テストはこのようなスキルを磨くのに最適なんですよ。』
― ほう。マーケティングに対しての思考、ですか。
『よくあるのがAが勝った!Bが勝った!を結論としてそれで終わってしまうパターンです。
A/B テストは "検証" なので、結果よりもデータを収集して、分析し、
インサイトを見つけ出すことに最大の価値があります。』
『”仮説で設定したテスト対象ユーザーは最適であるのか?””何故Aが勝ったのか?”
”プラスの成果の一方で、マイナスの影響はないか?””次の施策にはどのような案が最適か?”
という思考の方が大事で、この思考さえあればユーザーの態度変容には
どのようなトリガーがあるのか等々のもっと概論まで持ち上げていくことも可能です。
こういった思考は個々人でのキャリアにも必要だし、
僕らのビジネス全般においても更に上に、そして横に広げて行くことができると思ってます。』
― なるほど。そう考えると A/B テストの思考というものはこの先ずっと必要になりますね。
『そうですね。でもここ2週間くらいですかね。ずっと不安な思いを抱えてたんですよね。』
― え!なんでですか?どうしたんですか??
『ひとつは、LINE ですよね。チャットボットとか。LINE ベースで広告がでる、レコメンドがでる。
で、LINE ペイもあるから、ここで決済もできちゃうじゃないですか。
そうなってくると web サイトってものを介さなくても買い物ができてしまうんですよ。』
― たしかに…わざわざ web サイトを見る必要がないわけですね。
『そうなんですよ。
そうなるとそもそも A/B テストってなんぞや?っていう話になっちゃうんですよね。
ユーザーの行動とか購買データとかを元にレコメンドのを出すのも、AI で余裕で解決できちゃうし。
そうなると、僕らは何を A/B テストしていこうかって不安に感じてたんですよ。』
― 今は洋服さえもチャットでやりとりして在庫確認して購入、っていうのが誰でもできる時代ですもんね…
『いよいよファッションまできちゃいましたよね。
そうなると、A/B テストは何年先まであるんだろうってモヤモヤしてたんです。』
― でも、今はすっきりされました?
『昨日飲んだときに出た結論が、web サイトを終着地として考えるのが
そもそも間違ってるのでは?というものでした。』
― なるほど?
『アッション の A/B テストってコンバージョンというゴールももちろん設定してるんですけど、
それ以外に20~60個近くゴールを設定していて結構細かくデータをとるんです。
この結果データを用いることによって次のチャネルに生かしていくことが可能ではないか?
と模索中です。』
― 最終的なコンバージョンだけじゃないんですね。
『そうですね。細かく分析してるいくと、全体のテストでは A 案が勝ってても、
ユーザで区切ると結果が変わったりするんですよね。
新規ユーザーでは負けてた B 案が、新規ユーザーでは勝ってたり。
これはターゲットをどっちのユーザーにするかという戦略のひとつにもなりますし、
どのようにコミュニケーションをパーソナライゼーションすれば良いかに紐づいていますよね。
よりターゲットに合わせた UI を設計ができるし、、
― A/B テストって奥が深い!ただただ比べるだけじゃないんですね。
『僕らがやってる A/B テストの本当の価値って言うのは
そういったユーザーの態度変容のファクトが何であり、何故なのか?を
蓄積し続けて分析することにあるだと思っています。今は。』
― では最後に、会社への “愛” を語っていただいてもよろしいですか?
『会社への愛か…妻への愛ならいくらでも語れるんですけどね。』
― 奥様愛すごいな…では、奥様への愛も存分に語ってください。
『会社への愛情表現でいうと、やっぱり数字を上げられるかどうかなので、
僕が積み上げていった数字こそが会社への “I LOVE YOU” です!』
― 深い!!
『大丈夫かなぁ。この会社うすっぺらだなって思われませんかね?』
― 大丈夫ですよ!まさに愛を行動で示す男ってことですよね!
― では、続いて奥様への愛を。
『仕事で急に帰れなくなっても怒らず、逆に心配してくれるようなやさしい妻のおかげで
今の仕事ができていると思うので、そこはちゃんと愛で返していきたいなと思います。』
『…』
ー ……?
『いや!つまんないな!!!』
― では、TAKE2 いきましょう。
『5年後も10年後も愛し続けるので、お尻を触らせてください!』
― おお~!いいですね!
『そういう夫婦でいたいと思ってます。』
― こんなブログ書いて奥様に怒られないですか?大丈夫ですか?
『大丈夫じゃないっすかね。』
― あ、軽い。
『信頼関係がありますんで。』
― はい。ごちそうさまでした。
(だれか私への愛も語ってくれないかなぁ…)
- 株式会社アッション